人の上に立つということ その8
考えてみれば、まったく好奇心を持ち合わせていない人間が、毎日会社に通ってくるとはとても思えません。
それ以前に、就職試験を受けようという気にもならないでしょう。
いくつかの会社を受験したにせよ、星の数ほどある企業の中から、ある会社を選んだということは、そこが何らかの形で本人の好奇心を刺激したからにほかなりません。
すべての社員は、その好奇心を満たすために会社に足を運び、仕事をするのです。
無関心なように見えても、必ず何かに関心を持っている。
上司は、そこを見逃してはいけません。
部下が持っているささやかな好奇心をすくい取って、それを大きく膨らませてあげるのが、上司の役目です。
それが「自分らしさ」を発揮させてあげるということであり、部下が育つ環境を作るということなのではないでしょうか。